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2023年7月1日 クラス4ダイオードレーザーのご紹介!!

ダイオードレーザBERG
ダイオードレーザBERG
椎間板ヘルニア罹患動物への照射の様子
椎間板ヘルニア罹患動物への照射の様子

こんにちは!院長の靏林です。

この度、富士エス・エル・アイ社のダイオードレーザBERGを導入致しました。

主に疼痛緩和治療創傷治癒促進効果を期待して使用するものとして導入しましたが、レーザーの先端を特殊なユニットに変えることにより手術時の切開や止血処理、シーリング操作などの様々な機能が使え、数多くの症例に対して応用の効く機械で、歯科スケーリングの際の歯肉引き締め効果も行え蒸散といった腫瘤の縮小機能も備えております。

出力の調整と連続・パルス・リピートモードの選択により幅広い治療が可能となります。

効果の原理は、ダイオードレーザーにより細胞中のミトコンドリアを活性化させアポトーシスを促進させることにより血管径拡張作用、筋肉の弛緩作用、疼痛緩和作用を実現させることが出来るものです。

初回は飼い主様も同席していただき実際に処置を行っている場をご覧いただきながら原理などを説明させて頂き、2回目以降はお預かりしたうえで処置を行わさせて頂きます。

こちらはクラス4のレーザーとなりレーザーの分類で最大出力クラスに相当するレーザー装置となります。

今までは対応しきれなかった病気に対して、新たな治療の選択肢を1つ増やすことが出来るようになる夢のような機材です。

痛みに困られている患者様にとっては、効果が期待できる治療となることと思います。

ご不明な点等ございましたら何なりとお申し付けください。

麻酔下スケーリング時の仕上げ処置
麻酔下スケーリング時の仕上げ処置